2016年9月28日
D2中村さんが書いた論文"成人におけるヘルスリテラシーと野菜摂取行動および社会経済的地位との関連"が日本健康支援学会誌に掲載されました。

中村彩希稲山貴代秦 希久子,松下宗洋,高橋将記,原田和弘,荒尾 孝:成人におけるヘルスリテラシーと野菜摂取行動および社会経済的地位との関連.日本健康支援学会.第18巻第2号,27-35,2016

日本人の先行研究が少ないヘルスリテラシーと食生活に関する論文です.
ヘルスリテラシーは健康情報を入手,理解,評価,活用するための知識,意欲,能力と定義されています.
野菜摂取行動の改善を目指した食教育介入において,ヘルスリテラシーを評価することも重要です.
社会経済的地位の違いによる食生活の差異を縮小するための食生活支援を企画するにあたり,ヘルスリテラシーは社会経済的地位とは独立して野菜摂取行動と関連するのか確認しました.
その結果,ヘルスリテラシーは社会経済的地位とは独立して野菜摂取行動と関連する可能性が高いことが示されました.
野菜摂取を促すための支援は,ヘルスリテラシーも向上する可能性があります.
近年,インターネットを介したソーシャルネットワーキングサービスなどの共通の趣味や話題を介したコミュニティが多く存在しています.
今後は,我が国においてもインターネットを活用した食教育介入の有効性を検証していく必要があります.