D2中村さん厚生労働省長期インターンシップ実習を終えて.

博士後期課程2年の中村彩希です.
10~11月の2ヶ月間(週1日),厚生労働省健康局で,実際の行政業務に携われる長期インターンシップ実習を終了しました.将来の方向性あるいは視野を広げるための機会として,大学院在学中にインターンシップを活用できたことは,とても有意義な経験となりました.

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【実習配属先】
厚生労働省 健康局 健康課 栄養指導室

【応募した動機】
私は,大学院で栄養・食生活の実践分野の研究をしています.栄養・食生活分野の実践研究が国民の健康づくり政策にどのように関わっているのか,実際の栄養行政業務を通じて学びたい!と思い応募しました.

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【インターンシップ実習を終えて】
栄養・食生活分野の実践活動,実践研究が集約された結果,国の健康づくり政策につながります.栄養行政業務を終えて,国ができること,都道府県ができること,市区町村ができること,研究者ができることの位置づけを整理することができました.将来の方向性あるいは視野を広げるための機会として,大学院在学中にインターンシップを活用できたことは,現在の大学院での研究の意義・重要性あるいは今後の展開を考える上でとても有意義な経験となりました.

配属先で指導してくださいました栄養系技官は,多様なバックグラウンド(研究所,食品企業,大学教員,管理栄養士として地域住民と関わる仕事など)をもった方が多く「国民のための健康づくりや栄養改善に貢献したい」という人々に寄り添う想いにあふれていました.長期インターンシップのメリットは,短期ではみることができない業務全体の進行状況を長期的に学べることです.例えばインターンシップ実習期間中に国民健康・栄養調査の報道発表があったため,今年度の結果発表までの業務と,次年度にむけての資料整理など長期的な業務の流れを見ることができました.
ご多忙の中,栄養行政実務を学べるインターンシップに参加する機会を与えてくださいました実習先の皆様および研究室の皆様に感謝申し上げます.

実習内容に関する詳細は下記をご覧ください.
厚生労働省 栄養・食育対策参考URL
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/index.html


【配属先の主な業務と構成員】
・健康増進法,栄養士法,調理師法に基づく政策および栄養政策の企画・立案から実現に至るまでの科学的知見に基づく取り組みの実現
・業務に関連する政策や施策例:健康日本21(第二次),健やか親子21(第二次),国民健康・栄養調査,食事摂取基準,食育推進基本計画,食品表示制度,スマートライフプロジェクトなど
・栄養指導室は,「栄養系技官」と呼ばれる管理栄養士で構成される.栄養系技官は厚生労働省の他に,消費者庁,農林水産省,研究機関(医薬基盤・健康・栄養研究所,日本医療研究開発機構)にも配属されている.

【実習内容】
①研究と政策に関する実践取組み例などの資料作成
②栄養指導室の業務補助
③栄養施策に関連するレクチャー